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Azure 製品のお知らせと更新情報Microsoft Azure
2018年07月13日Azure Data Factory 機能の一般提供開始
価格 | Data Factory Web ページ
クラウドベースのデータ統合サービスである Azure Data Factory を使用すると、大規模なデータ統合の作成、スケジュール、管理を行えます。
一般提供が開始されたこれらの Data Factory 機能により、以下のことが可能になります。
- グラフィカル ユーザー インターフェースを使用した迅速なパイプラインの設計。
- 70 を超えるデータ ソース コネクタからのコーディング不要のデータ移動。
- SQL Server Integration Services パッケージ の Azure へのリフト。
お客様がこれらの機能を利用する場合、Data Factory のオペレーション、パイプラインの調整と実行、および Data Factory で SQL Server Integration Services パッケージを実行するための仮想マシン (VM) に対して課金されます。A シリーズと Dv2 シリーズ以外にも、Dv3 シリーズと Ev3 シリーズの VM がサポートされています。お客様が既に Microsoft SQL Server ライセンスをお持ちの場合には、Azure ハイブリッド特典を使用して、より低価格でご利用いただけます。
Data Factory の詳細については、概要 Web ページや Microsoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Azure Managed Disks で Standard (標準) SSD サービスのプレビュー開始
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Azure Managed Disks は、Azure Virtual Machines 用の安全で非常にスケーラブルな固定ストレージとして、お客様にご利用いただけます。Standard (標準) ソリッド ステート ドライブ (SSD) サービスは、一貫したレイテンシーを必要とするワークロードに最適化された低コストの管理ディスク ソリューションを提供します。
Standard (標準) SSD のプレビューが、すべての Virtual Machines シリーズで開始されました。
Managed Disks の詳細については、概要 Web ページや Microsoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Azure Virtual Machines M シリーズの更新
価格 | Virtual Machines Web ページ
Azure Virtual Machines により、お客様はクラウドでサーバーの仮想化を実現できます。Virtual Machines は Linux、Windows Server、SQL Server、Oracle、IBM、SAP をサポートしており、広範囲なソリューションに使用できます。
M シリーズ仮想マシン (VM) は 1 TB から 4 TB のメモリ構成と SAP HANA 認証を提供し、SAP や大規模なメモリ消費を必要とする他のワークロードにおいてスケーラビリティと俊敏性をサポートします。今回、192 GB から 875 GB の新しいメモリ構成プランが追加されました。M シリーズの VM は、既に利用可能な Azure リージョンに加え、米国東部、インド中部、インド南部で一般提供されます。
Virtual Machines の詳細については、概要 Web ページや Microsoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Azure SQL Database の更新
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Azure SQL Database は、インテリジェントで、完全に管理された、リレーショナル クラウド データベース サービスです。お客様は、既存の SQL Server スキルを使って、アプリを変更することなく SQL Server データベースの移行、アプリ開発の加速、メンテナンスの簡略化を行えます。
今回、SQL Database で以下の更新が行われました。
SQL Advanced Threat Protection
SQL Advanced Threat Protection は SQL Database 用の新しいセキュリティ パッケージです。脅威検出、SQL 脆弱性評価 (一般提供)、情報保護 (プレビュー) などの高度な SQL 機能が一括して提供されます。詳細はこちらをご覧ください。
アラートを Azure Security Center に統合すると、SQL Advanced Threat Protection は Security Center の Standard (標準) レベルと同じ価格で課金されます。また、2018年8月1日より脅威検出機能のサービス タイプが変更されます。この変更は 2018年9月の請求書に反映されます。詳細はこちらをご覧ください。
ストレージ アドオンの一般提供開始
2018年8月1日より、SQL Database でストレージ アドオンに一般提供価格が適用され、GUID も移行されます。お客様は、データベース トランザクション ユニット (DTUs) や エラスティック データベース トランザクション ユニット (eDTU) を増やさずに追加ストレージを購入できます。購入できる追加ストレージは以下のとおりです。
- パフォーマンス レベル S3 ~ S12 および P1 ~ P6 のデータベース (1 TB まで)。
- 中小規模の eDTU Premium (プレミアム) エラスティック プール (1 TB まで)。
- Standard (標準) エラスティック プール (4 TB まで)。
vCore ベースの単一データベースおよびエラスティック プールのリソース名変更
vCore ベース購入モデルは、お客様に柔軟性、制御性、透明性を提供します。ソフトウェア保証付きの SQL Server の Azure ハイブリッド特典を使用すると、最大 55% の割引が適用されます。予約インスタンスを購入すると、コストをさらに節約できます。2018年8月1日より、vCore ベースの単一データベースおよびエラスティック プール コンピューティング (Gen 4 と Gen 5) のリソース名とストレージが変更されます。
SQL Database の詳細については、概要 Web ページや Microsoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Microsoft Machine Learning Server の変更
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お客様は、Microsoft Machine Learning Server を使用して、大規模なデータ分析やインテリジェントなアプリの構築を行えます。また、Python と R のフルサポートにより、貴重なインサイトを入手できます。
2018年8月1日より、Machine Learning Server のリソース GUID とリソース名が変更されます。価格に変更はなく、SQL Server Enterprise Virtual Machines と同じです。
Machine Learning Server の詳細については、概要 Web ページやMicrosoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Azure Application Insights 複数ステップ Web テスト GUID の移行
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拡張可能なアプリケーション パフォーマンス管理 (APM) サービスである Azure Application Insights を使用すると、お客様は問題を検出して診断し、Web アプリの使用状況を把握できます。複数ステップの Web テストを設定して、Web アプリの応答と可用性を継続的に監視できます。
2018年8月1日より、Web テストを MSDN クレジットで支払えるようになります。また、Web テスト GUID が変更されます。詳細はこちらをご覧ください。
Application Insights の詳細については、概要 Web ページやMicrosoft パートナー センター Web サイトをご覧ください。
Azure ログ統合ツールのサポート終了
Azure ログ統合 (AzLog) ツールのサポートが間もなく終了します。このツールは、セキュリティ分析用のログを Azure Resource Manager や他の Azure リソースから、セキュリティ情報イベント管理 (SIEM) 製品に収集するために使用されてきました。AzLog は Azure Monitor と Azure Event Hubsを使用する方法に置き換えられます。ログは SIEM ベンダーからの Azure コネクタと組み合わせて抽出されるため、SIEM 製品へのログ収集が可能です。
今後、AzLog に機能が追加されることはありません。また、Microsoft ダウンロード センターからの新しいダウンロードとインストールは既に無効になっています。既存の AzLog インストールに対するカスタマー サポートは 2019年6月1日まで継続されますが、お客様にはサポート終了に備えて、早急に代替手段を実装していただく必要があります。
価格リスト、調整ファイル、および RateCard API における Azure の名称改善
お客様およびパートナー様からのフィードバックをもとに、Azure の名称改善を行いました (実際の製品名に変更はありません)。今回の変更がメーターの使用量データ、価格、または固有識別子 (メーター ID またはリソース GUID としてレポートされる) に影響することはありませんが、パートナー様またはお客様のレポートを新しい名称に合わせて調整する必要があります。
2018年8月中旬より、Azure Virtual Machines の改善された標準化名が適用されます。他のすべてのサービスの名称変更は 2018年10月の第 1 週目に適用が開始されます。名称変更に関してご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
発表および更新情報の完全なリストについては、Azure の更新情報 をご覧ください。